インド太平洋研究会 Indo-Pacific Studies

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2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

米国のインド太平洋政策 ー トランプ(安倍)政権の遺産

1月12日に機密解除した米国のインド太平洋政策。 1月13日にオーストラリア始め世界各国のニュースになっていましたが、公開するよと NSAのロバート・オブライアンがウェブでアナウンスしたのは1月5日です。 トランプホワイトハウスというアーカイブで残って…

A Very British Tilt 英国のインド太平洋政策サマリー(7)優先分野の特別提言

https://policyexchange.org.uk/wp-content/uploads/A-Very-British-Tilt.pdf 優先分野の特別提言の3つ目はガバナンスと開発 米国主導のブルードットネットワークだけでなく、日本、シンガポールと協力し、インド太平洋の公共サービスとインフラを支援。 さ…

インド太平洋PodCafe 1月25日「インド太平洋開拓史」第3章日本が開拓した太平洋

司会進行、明成社の和田さんからの質問。 1令和元年、日本・パラオ外交樹立 25 周年会談について ・「友人」「兄弟」両者の認識の違いはなぜ生まれたのか? どう捉えるべきか 2インド太平洋構想の基盤となった明治以来の日本の「南進」 ・田口卯吉による南洋…

A Very British Tilt 英国のインド太平洋政策サマリー(6)優先分野の特別提言

https://policyexchange.org.uk/wp-content/uploads/A-Very-British-Tilt.pdf A Very British Tilt 優先分野の特別提言の続き かなり分量の多い「貿易と技術」の次が外交、である。これもかなり詳細に書かれている。 外交大英帝国の繁栄を忍ばせる前文。英国…

A Very British Tilt 英国のインド太平洋政策サマリー(5)優先分野の特別提言

https://policyexchange.org.uk/wp-content/uploads/A-Very-British-Tilt.pdf 一般的な提言の次にあるのが、この報告省の中で一番分量のある優先分野における特別な提言である。以下の5項目だが、一つずつ見ていきたい。 trade and technology diplomacy go…

“free and open” OR “secure and prosperous”その2

共に豊かになる アジア・アフリカには、無限のフロンティアが広がっています。 オープンで、ダイナミックな市場をつくりあげ、そのフロンティアを、子や孫にまで、繁栄を約束する大地へと変えていかねばなりません。TPP、RCEP、FTAAPは、更にアフリカに向か…

”German Colonial Experience in Micronesia: What We Can Learn from It” 2021年1月18日19時からPodCafe

インド太平洋PodCafe, 1月18日(月)19時からは、ミクロネシアに60年近く滞在している、イエズス会のフランシス・ヒーゼル神父をお招きし、ドイツのミクロネシア統治のお話を伺います。 ドイツもインド太平洋政策を発表し、軍艦を派遣するとのこと。実はドイ…

ドイツ海軍 東洋巡洋艦隊

ドイツ海軍 東洋巡洋艦隊「シャルンホルスト」 情報を発信するところに情報は集まる。 ドイツのミクロネシア統治の話をしていたら、ムーミンパパというアカウントネームの国際法、軍事史研究家のサラリーマン(本当かな?)から興味深い資料を教えていただい…

A Very British Tilt 英国のインド太平洋政策サマリー(4).2 委員会の一般的提言続き

https://policyexchange.org.uk/wp-content/uploads/A-Very-British-Tilt.pdf 委員会の一般的提言の最後には英国のインド太平洋地域への関心はツイントラックによるアプローチで、と書かれている。このツインは繁栄と安全保障の2つ。 繁栄アジェンダには中…

ドイツのミクロネシア統治byヒーゼル神父<結論>+和訳文リスト

機械翻訳で内容の確認を少ししかしていません。 結論 ドイツは、捕鯨船、宣教師、海水浴客、貿易商を通じて、半世紀以上にわたって西洋の影響を島々に与えてきました。これらはすべて、鉄製の道具から、絹や綿の衣類、缶詰、タバコ、アルコールなど、西洋の…

ドイツのミクロネシア統治byヒーゼル神父<北マリアナ:新しい国の創造>

機械翻訳で修正していません。 ドイツのマリアナ諸島における新しい植民地は、スペイン・アメリカ戦争終了後もアメリカの手に渡った最南端のグアム島を除いた島々全体を含んでいた。北の島々は、スペインの統治下にあった2世紀の間、人口がまばらなままでし…

A Very British Tilt 英国のインド太平洋政策サマリー(4).1 委員会の一般的提言

General Commission Recommendationsは委員会の一般的提言で良いだろうか? 「指針となる考察」と「ツイントラックアプローチ」から構成されている。 「指針となる考察」には5つの項目が設けられている。一つずつ見ていこう。 <Calibrated ambition 計算さ…

ドイツのミクロネシア統治byヒーゼル神父<マーシャル諸島:社屋からコロニーへ>

機械翻訳です。内容を確認していません。マーシャル諸島:社屋からコロニーへ マーシャル諸島は、2つの環礁からなる人口約11,000人の珊瑚礁で構成されており、ミクロネシアではドイツの植民地として早くから進出していました。1885年、島の西側の酋長と正式…

A Very British Tilt 英国のインド太平洋政策サマリー(3)戦略ビジョン

https://policyexchange.org.uk/wp-content/uploads/A-Very-British-Tilt.pdf どこかの大学生さんがサマリーをやると手をあげてくれたので待っていたが梨の礫。もしかしたら作業の途中かもしれないので、そこを飛ばして次の章から粛々とまとめていきたい。 …

ドイツのミクロネシア統治byヒーゼル神父<ポンペイ:力の見せ所>

機械翻訳で内容を確認していません! ポンペイ:力の見せ所 東部カロリン諸島のドイツ行政の中心地であったポンペイは、西の島々とは全く異なっていた。チュークとその周辺の環礁が単純な政治システムを持っていたのとは対照的に、ポンペイはポリネシアの島…

ドイツのミクロネシア統治byヒーゼル神父<チューク 強力な中央権力の贈り物>

機械翻訳で内容を確認していません。>>今回は1時間ちょいかけて内容を確認しました。 チューク 強力な中央権力の贈り物 チュークは、ドイツのミクロネシア保護領の地理的中心部に位置し、ポンペイ事務所の行政権の下、東カロラインに割り当てられた。ポン…

ドイツのミクロネシア統治byヒーゼル神父 <パラオ 近代化への道>

以下機械翻訳です。内容を確認していません。 === パラオ 近代化への道 パラオはヤップと同じように、最高の酋長がいない社会で、村やセクションごとに酋長がいた。村の数はヤップよりも多く、村の数も少なかった。ヤップのような階級や伝統的なネットワ…

“free and open” OR “secure and prosperous”

2017年、2つの議連勉強会に呼ばれた事をきかっけに、安倍政権のインド太平洋構想に関わる機会を得た。その流れで、評論家の江崎さんからしっかりフォローせよとの、一種の命令、が下され、インド太平洋研究会を立ち上げた。と言っても緩やかな集まりで組織…

<インドとオセアニア 可能性と機会 >クレオ・パスカルとファカファヌア卿

インド太平洋研究会のアドバイザーをお願いしているクレオ・パスカルの最新の記事です。機械翻訳してみました。間違いがあったら教えてください。 オリジナルはこちらです。 https://indiafoundation.in/articles-and-commentaries/india-and-oceania-potent…

ドイツのミクロネシア統治byヒーゼル神父 <ヤップ:緊密なコラボレーションのモデル>

インド太平洋 PodCafe 輪読用です。この章は1月10日の予定。グーグル訳で内容未確認 ミクロネシアの西端に位置する人口約7,000人の高い島々の集合体であるヤップは、19世紀後半には難問となっていました。自分たちの文化に誇りを持ち、変化に強いヤップ人は…

ドイツのミクロネシア統治byヒーゼル神父 <ドイツ国旗を掲揚>

グーグル訳で内容未確認 ドイツ国旗を掲揚 1899 年 10 月、ドイツのニューギニア総督ルドルフ・フォン・ベニヒッセンはドイツ軍艦クダット号でポンペイに 入り、島を占領し、東カロライン諸島にドイツ国旗を掲揚した 。10 月 13 日に行われた移譲を祝う式典…

ドイツのミクロネシア統治byヒーゼル神父 <近代化に向かう島々 >

グーグル訳で内容確認していません。()は当方のコメント近代化に向かう島々 西洋の船がミクロネシアの島々に到着していったのは、この頃からです。スペインの船長が 16 世紀にいくつかの島々と最初に接触した後、ヨーロッパやアメリカの商人たちは、中国で…

ドイツのミクロネシア統治byヒーゼル神父 <序章 ・ドイツ時代の開始>

グーグル訳で内容確認していません。序章 今年(2014年)は、ミクロネシアにおけるドイツの植民地支配が終了してから100年の節目の年である。そのため、1970年代後半に完全な自治を実現するまでに、さらに2つの大国の下で植民地支配を経験することになるであ…

ドイツのミクロネシア統治byヒーゼル神父 2021年1月18日PodCafe19時から

日本の南洋統治もそれほど知られていませんが、それ以前のドイツによるミクロネシア統治の事も、もしかしたらドイツ人でさえ知らないのかもしれません。 German Rule in Micronesia を執筆されたフランシス・ヒーゼル神父をインド太平洋PodCafeにお招きする…