2019-01-01から1年間の記事一覧
<1月8日のオフラインセミナーに向けて>(後数席です) ips.hatenablog.jp 「第二次世界大戦後の1949年に新たに制定されたこの漁業法では、「漁場を総合的に、また高度に利用する」ことと「漁業の民主化」の2つがその目的とされました。」 https://www.wwf.…
<EEZは公海!> 1月8日の第4回オフラインセミナーに向けて周辺情報を少しずつアップしていきたいと思います。 「日本のEEZ は世界第6位!海洋体積はこんなにある!」これは東海大学の山田吉彦さんや日本財団の笹川陽平さんなんかが大きな声で主張されて…
<遠洋漁業なんかやったことのない小島嶼国> 1月8日の第4回オフラインセミナーに向けて、周辺情報を少しずつアップしていきたいと思います。 水産資源があれば経済的な独立もできる。 一体誰がそんな事を考えたのでしょうか?太平洋島嶼国は遠洋漁業なん…
<努力はすれど違法操業は野放し状態> 太平洋フォーラム漁業局が年に「数回」違法操業取締りを、米豪NZフランスそして太平洋島嶼国と実施しています。 努力は認めますが、年に「数回」ではほとんど意味がない。太平洋の漁場が無法地帯である原因はここにあ…
<何故か誰も知らない小野寺元防衛大臣のEEZ関連論文> 国連海洋法条約に盛り込まれたEEZ。実は日本漁船を世界の海から追い出す政策であったことを以前書きました。(実際はもっと複雑な議論ですがここではあえて簡単に書きます。ブログは2013年に書いたもの…
セミナーは残り5席です! 1月8日のオフラインセミナー講師、宮原正典様から発表の資料が届きました。テーマは 「水産改革と水産業の将来」 いただいたスライドは50枚もあります。 太平洋の海、といえばやっぱり「魚」なのです。 私が海洋問題に関与し出し…
1月8日のオフセミ、講師は元水産庁次長の宮原さんのお話。 魚の話です。 ips.hatenablog.jp 講演内容の周辺情報をお届けしています。 鯖とイワシが豊漁との昨日のニュースがありました。 www.jiji.com もしかしたら近隣諸国の違法操業が激減したのでは?とこ…
講師の水産研理事長宮原氏、コメンテーターの産経論説副委員長榊原智氏 インド太平洋研究会オフラインセミナー、第4回目は当研究会のアドバイザーをお願いしている国立研究開発法人水産研究・教育機構、理事長の宮原正典氏に「水産改革と水産業の将来」をご…
Enhance Japan-USA cooperation for the people of Micronesia Prime Minster of Japan HE Shinzo Abe and the President of the United States of America HE Donald Trump 1. We highly appreciate the strong commitments by both Abe administration of …
ミクロネシアの人々のための日米協力強化(提言) 日本国安倍総理閣下、米国ドナルド・トランプ大統領閣下 1. 日米両国のインド太平洋へのコミットメントを高く評価します。特に米国の西太平洋地域への回帰は地域の安全保障上、日米にとっても重要です。 2…
www.lowyinstitute.org この記事は中国の南極大陸進出に関心のある人には重要かと思います。 前回のインド太平洋研究会で太平洋島嶼が中国から南米、南極を結ぶ中間地点である事を私から説明させていただきました。 中国の南極進出は世界の学会、政界の方向…
www.youtube.com 【郵便学者 内藤陽介先生】『ガダルカナル島の近現代史』 インド太平洋研究会 第3回オフラインセミナー 「秋の夜長のインド太平洋研究会集中講座」 9月28日に開催したオフラインセミナー、郵便学者内藤陽介先生のガダルカナル島近現代史の…
2時間もソロモン諸島を語る? 内藤陽介先生から伺った時、一瞬「まさか」と思いました。 私は太平洋島嶼国30年やっていてソロモン諸島の隣のバヌアツが博士論文の調査対象国。2時間もソロモン諸島を語れる日本人がいるのか?私でも2時間は・・・ いました!…
海上自衛隊、舞鶴地方総監部幕僚長 海将補 関口雄輝氏の講演会、無事終了しました。 内閣府と海上自衛隊のコラボは今までないそうですから、画期的な一歩になった気がしています。 そして聴衆者は年齢高めでしたが大盛況でした。 現場の興味深いお話を山ほど…
インド太平洋研究会で10名枠いただきました。 主催者、日本青年国際交流機構、一般財団法人青少年国際交流推進センターは私が20代の時幹部として設立に関わった団体です。 今回、ご縁をいただいて舞鶴地方総監部幕僚長 海将補 関口雄輝氏の講演会を企画させ…
講師の内藤陽介氏 コメンテーターの稲村公望氏 <追記 2019.9.16> 本日2019年9月16日南太平洋の島国、ソロモン諸島が台湾と断交を決定しました。この一大事を受け、講師内藤先生の第3回オフラインセミナーは「ガダルカナル島の近現代史」をテーマに選び、…
インド太平洋研究会 第1.5回オフライン研究会が8月3日無事開催されました。 今回は2回目参加の日本海洋塾理事、澤間様から同塾のご紹介をいただきました。小笠原諸島の権益を巡る明治丸の歴史、初めて知りました。 http://kaiyou-juku.org 前座の江崎教授…
満席となりました。(7月24日現在) 当日は山内さんがアシスタントとして協力された江崎さんの本の販売、サイン会も検討しております。【2019年7月10日現在】 【インド太平洋研究会第1.5回オフライン研究会開催のお知らせ】 詳細が決まりました。 1:3…
thediplomat.com 「英国のインド太平洋戦略はいずこ?」という記事がThe Diplomatから出た。 5月末にシンガポールで開催されたシャングリラ対話では米国が、そしてフランスが対中路線を明確にし、それぞれパンチの効いたインド太平洋構想を表明したのに世界…
既に100名を超えたそうですが、島の闇、中国の進出、そして自決権とは何か? 話させていただきます。 【正論サロン「中国の太平洋進出と島々の闇」】6月5日 中国の覇権的海洋進出は、広大な太平洋と域内の島嶼国にも及んでいます。世界第2位の経済力を…
講師:大阪民族学博物館教授 ピーター・マシューズ博士 インド太平洋研究会第2回オフラインセミナーin京都のご案内日時:2019年7月21日(日)10−12時 場所:同志社大学公光塩館 共催:同志社大学法学研究科院生主催勉強会 講師:大阪民族学博物館教授 …
薗浦議員は私がどれほど感謝しているかご存知ないであろう。 笹川平和財団で2008年に一人で立ち上げたミクロネシア海上保安事業。いつの間にか国交省利権になってしまったのだ。国交省利権でも海保利権でも良い。成果があれば。。 しかしミクロネシア諸国の…
2019年4月22~26日 ブルネイ、東ティモール訪問 写真は東ティモール(薗浦議員のFBから)私は安全保障を担当する総理補佐官として,日本の自由で開かれたインド太平洋(FOIP)のビジョンを推進するために諸外国を回っている。その一環として,本日と明日,イ…
2019年4月22~26日 ブルネイ、東ティモール 写真はブルネイ(薗浦議員のFBから) タイトルが刺激的だ。ブルネイは日本の自由れ開かれたインド太平洋構想から利益を得る。 支援方針の3点は明確だが、当たり前をやっていないのが中国なのだから強調しておいて…
薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官(国家安全保障に関する重要政策担当) 正論サロン講演会を控え、資料を集めている。 一昨年、島嶼議連・海洋議連に提案させていただいたインド太平洋構想と海洋安全保障を太平洋島嶼国に繋げる件、めでたく第8回島サミットの目…
第一回オフライン研究会で、参考文献についてのご質問をいただきました。また、研究会のあと、「勉強会で訳しながら読みたいと思うが、未邦訳文献にどのようなものがあるか」というご質問もありました。 まず、発表の参考文献と参考史料ですが、主なものは以…
ずいぶん遅くなってしまいましたが、これから何回かに分けて、第一回オフライン研究会で触れられなかったことや、発表で述べたことの補足を書いていきたいと思います。今回は、アルジャー・ヒスをめぐる陰謀論についてです。 発表で述べた通り、アメリカの議…
2019年3月23日、東京・飯田橋にて無事インド太平洋研究会の第一回セミナーを開催する事ができました。ご参加、ご協力いただきました皆様には心から感謝申し上げます。 当日は25名の聴衆のご参加を得て5万円の収入と、江崎道朗先生から資料代(と言っても3…
佐々木豊教授(相愛大学)アメリカ外交史がご専門である。IPR関連でいくつか論文を書かれている。本当に斜め読みなのだがメモだけしておきたい。 まずは1997年に出された論文。ウェブでアクセスできる。「客観的学術研究」とは何かに視点を当て、マッカラン…
インド太平洋研究会第1回オフライン研究会がいよいよ来週に迫ってまいりました。 参加受付は3月20日(火)でいったん締め切らせていただきますので、ご都合つきましたら、お早めにお申し込みください。 ☆参加要領はこちら 今回は、発表者である山内智恵…