インド太平洋研究会 Indo-Pacific Studies

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薗浦健太郎議員のインド太平洋構想(1)

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薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官(国家安全保障に関する重要政策担当)

 

正論サロン講演会を控え、資料を集めている。

一昨年、島嶼議連・海洋議連に提案させていただいたインド太平洋構想と海洋安全保障を太平洋島嶼国に繋げる件、めでたく第8回島サミットの目玉となった。

過去にも自分の提案が政府の文言が盛り込まれることはあった。その後官僚はサボターシュするのである。新しい事はやりたくない。平穏に任期の数年を過ごした方が誰にも妬まれない。身の安全が優先する。

なので、せっかく安倍政権がインド太平洋構想と海洋安全保障を宣言にいれても実現までさらに10年かかると思います、と江崎さんにご報告方々メールした記憶がある。

ところが、動いているのだ。確実に。着々と。しかもオールジャパンで!

日本の省庁縦割り構造は、ある意味中国より手ごわいくらい頑強だ。それを束ねて世界の途上国、小国を回っているのは内閣総理大臣補佐官薗浦健太郎議員である。お会いした事も選挙区でもない。2015年大型サイクロンが島々を根こそぎにしたバヌアツに安倍総理代行で訪ねられた。バヌアツは私の一つ目の博論の調査対象地でもあり知り合いも多い。そこで勝手に情報を提供させていただいた。

当時はバヌアツに日本大使館はないし、外務省はほとんど情報を持っていない。そうだ、外務省大洋州課にも情報提供をしたら珍しく課長からお礼があった。

浦議員のご活躍とそのご多忙さはSNSで伝わってくるのだが、肝心の現地でのスピーチなどがでてこない。秘書官は何をしているのか?サボタージュではないだろうか?と思い原稿が欲しいとコメントしたら、速攻で連絡先をと(多分薗浦議員から?)返事があり、メルアドをお伝えしたらこれも速攻で原稿が来た。

公開情報なので、次のブログでご紹介します。