インド太平洋研究会 Indo-Pacific Studies

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第3回オフラインセミナー内藤陽介先生「ガダルカナル島の近現代史」報告

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2時間もソロモン諸島を語る?

内藤陽介先生から伺った時、一瞬「まさか」と思いました。

私は太平洋島嶼国30年やっていてソロモン諸島の隣のバヌアツが博士論文の調査対象国。2時間もソロモン諸島を語れる日本人がいるのか?私でも2時間は・・・

いました!内藤先生の2時間はあっという間でした。しかも悔しいけれど私より知っている。。一体どうやってこれだけの情報を集め、整理し、分析できるのか?

じんわりとした嫉妬と共に、感服、完敗。

西洋諸国の植民から始まって、ブラックバーデン(黒人狩り)、戦争、ソロモン大洋、今回台湾断交を強行したソガバレ首相と豪州の関係(<ーこれは知りませんでした!)

勿論中国の太平洋進出の話も実に詳細に分析されています。

あまりご講演内容を書くと参加費をいただいた方との不平等感が出ますのでここまでにします。

 

今回はセミナー直前に私が救急車で運ばれ、2週間も調子が悪く、またここに来るまで、会場や日程調整で一悶着あり、とそれなりに苦労があったのですが内藤先生のお話と皆さんからの多くの質問をいただいて、そんな苦労も吹き飛んでしまいました。

たくさんのご参加、そしてインド太平洋研究会アドバイザーでもある稲村公望さんのコメント、さらに稲村さんからのご紹介で録画をしていただいた飯田様、多くの方々のご協力、誠にありがとうございました。

 

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