インド太平洋研究会 Indo-Pacific Studies

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第4回オフセミの報告:東京新橋とロシアを結ぶ漁業問題

 水産研理事長宮原正典氏をお迎えし、インド太平洋研究会のオフラインセミナーを新橋で開催していた1月8日、NSCトップの北村氏はトランプ大統領に会っていました。そして1週間後にはプーチン大統領と。

 セミナーでコメンテーターをお願いした産経論説副委員の榊原氏はピンと来たかもしれません。なんで講師の宮原氏は突然北村氏の名前を出したのか。

 生憎セミナーの内容はかなり過激、刺激的で講師宮原氏から公開を断られました。

 

 ここで一つだけ敢えて書かせていただくと、宮原氏は北村氏がプーチンと会う事までおっしゃりませんでしたが、日露関係の重要性具体性、さらに北村氏が漁業と安全保障の関連を良く理解している事をモゴモゴと話された記憶があります。私の幻聴かもしれません。

 中露、どちらも太平洋に出て行くルートを確保したいのです。魚の豊かな日本海で漁業もしたい。そこを押さえているのが日本列島。しかも米軍の拠点。

 で、ここに大英帝国の遺産チャタムハウスがやってきました。インド太平洋研究会で日本事業を急遽お手伝いすることに。英ロシア関係ってどうなってるんでしょう?日英同盟の歴史的背景も今読んでいるベルツの日記に書かれていること以外全く知りません。

 

 宮原氏には来年も講演をしていただけることになりました。

 繰り返しますが第二次世界大戦の、そしてEEZ制度の導火線の一つ。それは日本漁業なのです。