本当はこのフランスのセリーヌさんの海保と海自の論文を読んでから国防議連への提言をまとめたかったのだが、なんとなく動きが早いような気がして先に出してしまった。
先日やっと読めた。
“Japan’s Coast Guard and Maritime Self Defense Forces in the East China Sea. Can a black and white system adapt to a gray zone strategy?”, Asia Policy, n°23, January 2017
インド太平洋研究会有志で提出した提言を支持する内容でホッとした。
セリーヌさんはツイッター友達で私のブログも読んでくださっているということ。なんとなくキープインタッチ、してきた。しかし、私は彼女がこの海自・海保の世にも珍しい、憲法9条よりある意味恐ろしい議論をテーマにペーパーを書いていることを初めて知ったのだ！なんで教えてくれなかったの、セリーヌ！
彼女は2016年に日本に滞在し、現場でヒアリングを重ねながら貴重な情報を書いていいる。国交省利権と公明党の平和志向イデオロギーだ。
そして尖閣で起こっているグレイゾーンの危機に対し、白黒と明確に分けられている日本の海保・海自の制度を見直すことの方が9条改正より重要で、それがオールジャパン体制を確保する条件、と提言しているのです！
なんで早く言ってくれないかったの！ いや、なんで私は彼女のペーパーに気がつかなかったのでしょう？ 今日本語ないか照会中です。
セリーヌさんの論文、和訳もらいました。これで読めると思うのですが。アクセスできなかったらご連絡ください。
