インド太平洋研究会 Indo-Pacific Studies

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インド太平洋と英国欧州の関与(パスカル女史の発表)

 

www.youtube.com2月8日ロンドンで開催された、英国王立防衛安全保障研究所, The Royal United Services Institute (RUSI) 主催のインド太平洋と英国欧州の関与に関する会議。

RUSI Conference - The Indo-Pacific Initiative: Opportunities for European and UK Engagement

40分あたりから、インド太平洋研究会アドバイザーでもあるクレオパスカル女史の発表。

要点をまとめます。日本人より安倍政権のインド太平洋政策を知っているパスカル女史です。

・太平洋はエンプティな空間ではなく、戦略的である。

・日本皇室はトンガ王室と非常に近い関係にある。

・PLAの列島線作戦は既に第3列島線まで来ている。

・冷戦が終わって米国、英国はこの地から去り、豪州とニュージーランドに任せた。問題は豪州、ニュージーランドに中国が侵入してきたこと。

・豪州、ニュージーランドの対太平島嶼国政策が変わった背景に日本の影響がある。

・日本は現在太平島嶼国に9つの大使館がある。

・日本の支援はインフラ、学校、米軍のあるグアム、沖縄への支援。(日本財団の船は使われていないと言ったのにー)

・やくざの存在はほとんどない。(孫さんの存在を伝えていなかった!)

ラグビーで日本は多くの太平島嶼国のプレイヤーを傭っている。

・安倍政権では海洋安全保障に重点が。安倍総理自らオーストロネシア語族の拡散を述べている。

・日本の支援で特徴的なのは人の教育である。